ヤッホー 今日は「妙義山・(金洞山)」へ!

これから「妙義山」へは行くことがあっても、「二度と行くのはゴメンダ!コース」の登山日記です。時は2009年10月31日のことであります。
これが今回辿ったルートです(赤線の左から右へ下ります)
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妙義山は群馬県にあり、数々の奇岩と石門群で有名な山ですが滑落や死亡事故も多く発生していて、「北アルプスより手ごわい山」と言う方もいます。
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今回は滑落者が多く発生していて“危険なコース”と知りつつ・・・中ノ岳神社に手を合わせ、登りつめて行くと看板が立っています。「これから先の金洞山への登山道は滑落事故多し・・ザイル等の装備のない方は立ち寄らないよう・・・」このようなことが書いてあります。この看板を前に「ザイル・・ないよねー」さて私たちはどれ程の登山者か・・・Kさん「うーん・・」Y「2005年に白雲山縦走コースで相馬岳までいったよねー」(奥の院から相馬岳も長い鎖場の連続で当時は「二度とゴメンダ!!」と思ったコースです?!)Y「先月、八海山の18の鎖場クリアーしたしねー」Kさん「ま、無理じゃ引き返せばいいしー」ほとんどYは自分に言い聞かせ・・いざ!金洞山~東岳へ!最初の鎖場で若い男性に先を譲りました「お先にどうぞ」後ろにつかれるとマイ・ペースで進めないのです。この鎖場は難なくクリア・・・してるでしょう?(まだ軽快☆)
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この後左かと思いきや右へトラバースして稜線にで・で・出ました。立っている場所はかなり幅が狭いです。そして、見上げた先には30mはあろうかという、この2段構えの、ながーい鎖が・・
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いつもならKさんが先に上り始めますが、なぜかこの時は「Kさん、先に行ってもいいですか?」 私、 思うに・・・残されたら上っていく自信がなかったようです。早速、アタックを開始したのですが、鎖が垂直に近く、途中腕の力で自分の体重を押し上げる箇所があり(まるで懸垂)ええーっ!何これ・・・そんな時、足がかりを捜すのに足元を見たら・・目に入った!左下は奈落の底なのですよ。とほほ・・・人生最大の身の危険を感じました(怖い!落ちたら死ぬな・・)
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思わず「Kさん、だいじょうぶ?」下にいるKさんに声を掛けました。(Kさんの背中には山小屋泊が出来るほどの重いリュックが背負ってあり、細身のKさんはリュックを持ち上げられるかしらん?)と心配したのに、後々「あははー」と一笑されました。(そうか、Kさんは体操部だった)
※この山に登るときはナップザック程度の軽いリュックで中身も最低限、ストックも持たず・・が正解です。
心臓のふるえが止まりませぬが(ついでに足の震えも)、“金洞山”頂上に着きました。Kさんは「楽しいー!」そこにあった高い岩にも登り、身も軽く写真パチパチ(なんちゅう人だ・・)遥か下方に駐車場が見える
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私は、頂上の小さな祠に5円玉をあげて「どうぞ、無事に帰れますように・・・南無阿弥陀仏→(普段は信心深くなどない・・くせに!)
先を急ごうとするKさんですが、「ちょっと待ってくださいよー」私は深呼吸をしてインターバルをとります。
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そしてピークから一旦、急な崖下りですがその道幅は(戸隠山の「蟻の戸渡り」ナイフエッジより狭いかも・・)両側が草や木で見えない分まだマシな感じです。その後、急峻な岩場を登れば(って・・鎖がないようだったので手と足でホールドしながら)東岳です。たぶん・・東岳・・何の表示もなしです。
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そしてここを下るのがまたまた一大事!鎖もロープも全くない岩を自分で抱きかかえながら足がかりと手がかりを捜しつつ降りていくのですが体が岩を離れたとたん(当たり前)帰らぬ人となりにけり・・です。
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今まで、数々の山に登ってきましたが、こんな恐怖を感じる山は初めてです。そして何やら分岐まできたようです。「Kさん、わたくしここで待っていますので一人で行ってきて下さい」kさんは「ちょっと見てくる」と行ってみましたが、ルートがよく判らないと戻ってきました。
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精神がバテバテで疲れ果てたYです。結局、ここからエスケープルートを使い第四石門群へ下りることにしました・が・・すぐの下りがまたこれです
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おぅ!またトラロープかい・・・(まだロープがあるだけいいです)こちらも決して易しくないルートで、落ち葉が深く、ロープに摑まりながらズルズルと急降下していきました。やっと着いた、下の石門群は大勢の人で賑わっていました。見上げれば・・さっきの岩岩が・・!!
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気がつく方は気づかれると、思いますが今回のブログにKさんの姿は1枚も有りません。なぜなら、わたくしカメラは持って行きましたがポケットから出して撮る“余裕”が全くなかったです。「スリル満天だったよねー」「いやー楽しかったあ」Kさんはご機嫌!「もう、行くことないよね、二度とゴメンダ!」Yのつぶやきでした。
それでは、言えなかったので・・妙義山「金洞山」からヤッホー!ヤッホー!ヤッホーー!
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by KY-yamayama | 2010-01-29 19:53 | 日本三百名山 | Comments(2)
Commented by miho-berlin at 2010-01-30 08:51
なんてこったいな~~~!!(゚д゚ノ)ノ 読んだだけでも恐ろしい。息つく暇なしですね。無事に帰ってきてくれて何よりです。(ジャックと戯れてくれてる方がこちらとしては安心ですが・・・。)信じるものは自分の手足!登ったら下りなくちゃいけないしねえ・・・恐ろしか~~~@(>_<)@
Commented by KY-yamayama at 2010-02-02 16:18
miho-berlinさんへ
自分でこのブログを書いているうちにまた、怖さがよみがえってきました(笑)「ま、無理じゃ引き返せばいいしー」は戻る方が・・恐ろしか~なので通用しませんでした。やったー!という達成感はありますが、二度と行くことはないと思われます☆


 「山男、山女の皆さん大にぎわいやったね、群馬からやて!」「帰りは温泉らしかよ、山の後は風呂!最高やね」12/1三ツ峠山・開運山


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